NICE事務局のつぶやき~あながま~ [NICE-mailnews]

NICE事務局のあながまが、
私宛につぶやいた、内容です。
ちょっと心がほっとしたので、
転送します。


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香港の教育大学に通う学生12名が、愛知県長久手町にある「ゴジカラ村」
でワークキャンプをしています。
彼らがお年寄りを少し元気にできたみたいなので報告です。

ゴジカラ村の中には、高齢者住宅(ケアハウス)があります。
そこに数ヶ月前に夫婦で移り住んだMさんは、北国で農業を営んでいました。
こちらに来てから、環境が変わり、身体を動かすこともなく、少しストレスが
たまっていたようでした。そこでケアハウスの職員が、中庭の草ぼうぼうのところをきれいにして、小さな畑にしたら、と提案したそうです。
しかしそこはあまりにも草ぼうぼうで、Mさんはとてもひとりでやる気がしない、
と手を出さずにいました。

そこで、香港の学生たちの出番です。ワークは、まず自分たちがちょっとだけ
草を刈り、Mさんを「一緒にやりましょう」と誘うこと。

朝、彼らが作業をしていると、診療所から戻ったMさん夫婦が現れました。
「こんなとこ草を刈っても畑になるかわかんねえぞ」といいながら、
すでに手にカマを持ち、笹を刈り始めています。
その作業の早いこと!! 初めてカマを持つ大学生なんて、
足元にも及ばない見事な手さばきで、夫婦一緒に作業に加わってくださいました。

そしてその様子は、お部屋のベランダから見ていたお年寄り達にも
ニュースだったようで、ランチの時には、「あの人たちは
何をするんだろう」と話題になったようです。

外からの風がなければ、毎日が同じように流れ、特に話題や刺激のない日々に
なりがちな高齢者施設の中で、彼らが現れ、動いたことで、Mさん夫婦や、
そこにいる多くのお年寄りに少しだけ変化をもたらせたこと、
昨日と同じでない今日を提供できたようでした。

ワークキャンプの魅力をまたひとつ感じた出来事だったのでお知らせしました。
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